看護師×iPad活用術!業務効率UP&負担軽減の実践テクニック

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はじめに

看護師として働く中で、「もっと業務を効率化できないか?」「申し送りをスムーズにできないか?」 と感じたことはありませんか

近年、医療のデジタル化が進み、iPadを活用することで業務の負担を軽減することが可能になってきました。

病院や訪問看護ステーションでも、iPadを用いた電子カルテの普及も進んでいます。

実際に、多くの医療機関や介護施設でiPadの導入が進み、記録、申し送りの改善、学習効率の向上 など、多くのメリットが報告されています。

本記事では、iPadを看護の現場でどのように活用すればよいのか、具体的なテクニックやおすすめアプリを紹介していきます。

iPadを使いこなして、よりスマートな看護業務を実現しましょう!

看護の現場でiPadを活用するメリット

業務効率がアップする

看護師の業務は多岐にわたり、記録、申し送り、患者ケア、学習 などをこなさなければなりません。

従来の紙ベースの記録や手書きのメモでは時間がかかり、情報共有にも手間がかかっていました。
紙ベースの記録やメモを長らく普及していたこともあって、業務効率が非常に悪い背景があります。

しかし、iPadを活用することで、以下のようなメリットがあります。

記録時間の短縮(電子カルテ・メモアプリの活用)

情報検索の迅速化(医学情報・看護マニュアルの確認)

タスク管理の向上(ToDoアプリでスケジュール管理)

「手書きのメモを探す時間がなくなった!」「申し送りがスムーズになった!」 など、多くの看護師が実感している効果です。

申し送りがスムーズになる

申し送りの際、紙のメモやホワイトボードでは情報が抜けたり、伝達ミスが発生する ことがあります。

iPadを活用すると、デジタルで情報を管理できるため、申し送りの精度が向上します。

クラウドメモを活用し、リアルタイムで情報共有

写真や動画で視覚的に情報を記録・確認

音声メモで口頭では伝えにくい情報もカバー

iPadなら、申し送りの内容を即座に更新・共有でき、よりスムーズな業務が可能になります。
特にクライドベースでメモを管理していると、メンバー同士で情報共有をすることが非常に楽になり「人数分の資料をコピー」する手間が省けます。また褥瘡や創部の状態もiPadで写真を一枚撮るだけで創部の状態を共有することができ、非常に便利です。

看護師におすすめのiPadアプリ

iPadを活用するためには、適切なアプリの導入が必要です。
iPadで業務効率を図るには、アプリを使いこなす必要があります。

ここでは、看護業務に役立つアプリをカテゴリ別に紹介します。

業務効率化に役立つアプリ

GoodNotes / Notability(手書きメモで記録ができる)

Microsoft OneNote / Evernote(クラウドで記録を管理)

Notion / Todoist(タスク管理で業務の優先度を明確に)

Scannable / Microsoft Lens(紙の書類をデジタル化)

情報共有・申し送りに便利なアプリ

Slack / Microsoft Teams / LINE WORKS(チーム間の情報共有)

Google Drive / Dropbox(書類のクラウド管理)

医療知識・学習に役立つアプリ

UpToDate(最新の医学情報を検索)

Kindle / iBooks(専門書を電子書籍で読む)

Udemy / YouTube(スキマ時間で学習)


iPadを活用する具体的なテクニック

Apple Pencilを活用する

iPadとApple Pencilを組み合わせることで、手書きで記録を取ることができます。
Apple pencilを使ったことがある人は分かると思いますが、iPadで手書きのメモを書く時にApple pencilを使うと非常に滑らかな書き心地で癖になります。

Apple pencilは割高ではありますが、サードパーティのものを選べば安く手書きの選択肢が手に入ります。

申し送りメモの作成、患者の状態のスケッチ、カンファレンスでのメモ取りなどに便利です。

Split Viewでマルチタスクを活用

iPadの「Split View(画面分割)」機能を活用すれば、マルチタスクで作業を進めることができます。
例えばカンファレンスで資料を見ながら、手書きでメモを取ることもできます。
電子カルテを見ながらメモを取る ことも可能です。

Split Viewを多用する場合は、iPadを買う際に大きいサイズを選ぶのがおすすめです。

iPadをスタンドに固定してハンズフリーで活用

スタンドを使うメリットは両手が使えるようになるということです。
iPadに限らず、普段使いのスマホもスタンドを使うと食事中や運動、家事などの時間も効率的に作業を進めることができます。

スタンドを使えば、動画教材を見ながら実技練習ができる など、学習効率もアップします。


iPad活用時の注意点

セキュリティ対策

パスコードロック&顔認証の設定は必須

クラウドへのバックアップを忘れずに

Wi-Fi環境の整備

院内Wi-Fiが不安定な場合は、モバイルルーターを準備

オフライン機能を活用し、ネットがなくても業務が可能に


まとめ

iPadを活用することで、看護業務の効率化、申し送りの精度向上、学習時間の確保 が実現できます。

「まだ紙で記録を取っている方は、一度iPadを試してみてください!」

業務の負担が軽減され、より快適な働き方が可能になるはずです!

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